このツールの使い方
- ① 頒布物 … 印刷費と部数を入れるだけで計算が始まります。頒布価格が未定でも、おすすめ価格を自動で提案します。「+頒布物を追加」で新刊と既刊、本とグッズなどをまとめて計算できます。書店委託を使う場合はチェックを入れると入力欄が開きます。
- ② 経費・目標損益(任意) … イベント参加費などを足したいときだけ開いてください。使う費用にチェックを入れると入力欄が出ます。「目標損益」を入れると、その損益を達成できる価格を逆算します。
- ③ 計算結果 … 総コスト・1部あたり原価・損益分岐点と、おすすめ頒布価格が表示されます。
- ④ 価格別シミュレーション … もっと細かく比較したい人向けのおまけです。
はじめての方は、上の「サンプルを入力してみる」ボタンを押すと、入力例と結果の見え方を確認できます。
頒布価格の決め方の考え方
「目標損益」は±0円(トントン)から考える
同人活動では大きな利益を出すことを良しとしない考え方もあります。このツールの目標損益は空欄(±0円)のままなら「赤字にならないギリギリの価格」を提案します。逆に「2万円までの赤字なら趣味の出費として許容する」という方は、「− 赤字許容」を選んで金額を入れれば、その赤字に収まる価格を計算できます。
完売前提で価格を決めない
初参加や新しいジャンルでは、刷った部数がすべて頒布できるとは限りません。「想定頒布数」には控えめな数字(印刷部数の5〜7割など)を入れて、その部数でも目標を達成できる価格を目安にするのがおすすめです。
端数はキリのいい金額に
イベント会場でのお釣りのやり取りを考えると、頒布価格は100円単位にするのが一般的です。このツールの「おすすめ価格」は、計算上の適正価格を100円単位に切り上げた金額です。
よくある質問
Q. 入力したデータは保存・送信されますか?
A. されません。計算はすべてお使いのブラウザの中だけで行われ、データが外部に送られることは一切ありません。
Q. グッズにも使えますか?
A. 使えます。「印刷費・製造費」にグッズの製造費を、「印刷部数」に製造個数を入力してください。本とグッズを別の頒布物として追加すれば、まとめて損益を計算できます。
Q. 一部だけ書店委託する場合は?
A. 頒布物の「書店委託・通販も使う」にチェックを入れ、「委託に出す部数」に書店へ預ける部数を入力してください。委託分だけ手数料を差し引き、残りはイベント価格で計算します。書店価格を別に設定する場合は「委託価格」も入力してください。手数料率は各書店・通販サービスの最新の規約をご確認ください。
Q. 交通費は原価に入れるべきですか?
A. 「遠征費はイベントを楽しむための費用だから原価に入れない」という考え方の人も多くいます。入れたい費用だけチェックを入れて、自分の考え方に合わせてください。
Q. 複数の頒布物があるとき、参加費はどう扱われますか?
A. 全体の損益には共通費用をそのまま計上しています。内訳表の「おすすめ価格」と「想定での損益」は、参加費などの共通費用と目標損益を印刷部数の比率で各頒布物に按分して計算した目安です。「1部あたり印刷原価」は印刷費のみから計算した数字です。